メンバー構成は、小売酒販店4店舗の女将と女性杜氏の5名ですが、女性パワーを発揮し厳しい市場環境の中で地域産業の活性化に燃えています。
その取組項目は、
1：女性ならではの感性で商品を開発し、新しいマーケットの創造
2：小さい町でありながら12の醸造蔵を持つ県南独自の焼酎文化の伝承と発展を目指す。
代表：汐元 涼子
設立：平成19年4月1日
目的：酒類規制緩和により酒類小売店の売り上げが落ちてきたことをきっかけに、現状を打開すべく、小売酒販店の女将四人でＰＢ商品を作ろうとグループを結成した。平成24年には女性杜氏に加わってもらい、5人となりました。商品開発のみでなく、県南地方の焼酎文化を守りながら地域の活性化を目指すことを目的にしています。
実践活動：
日南四葉会の結成以来、年2回のイベントを行っています。
・春の「蔵出し」…昨年秋に仕込んだ焼酎を蔵（古澤醸造）から出荷する。
・秋の「櫂入れ」…製造中の「蔵」の活気・香りを感じながら、作業工程の「櫂入れ」作業をゲストに体験してもらい、焼酎を身近に感じてもらうイベントです。
ゲストは、毎回テーマを決めてお呼びしています。
この春は、私たちのかつてからの目的である「地元産の米・芋で焼酎を造る」ことを実現すべく、米・芋の生産者、市役所農政課・農協の皆さんに御出席いただき、実現のために必要なアドバイスを色々いただきました。
毎回、報道各社に案内文書をお出しして、私共の活動を多くの方に知っていただけるよう努めています。
会としては、月例会を開催し、年間行事の推進及び課題解決について、話合いで相互確認しながら、会の運営を図っています。