まつりのべおか

選考ポイント

今後の進展が、

大いに期待されるもの



01.概要

 「新しいふるさとづくり“祭”を市民とともに企画し、実行することを通じてコミュニティの場をつくる・復活させること」を目的に昭和51年に設立。長年にわたり市民手作りによる夏祭り「まつりのべおか」を継続して開催し、まちづくりに関する人材育成の面でも大きな役割を果たすなど「市民力」「地域力」の向上に貢献している。

02.活動に対する主な評価

 ・延岡青年会議所が中心となり市民1000人インタビューをした結果、多くの市民が全市民的な祭りの誕生を願っていることがわかり、昭和51年に推進協議会を設立し、昭和52年7月に第1回「まつりのべおか」を開催。

 ・市民総参加の手弁当方式による、市民が主役の手作りのまつりを継続。平成25年でまつりのべおかは第37回を迎えた。

 ・協議会の実働組織として毎年、市民誰もが自由に参加できる実行委員会を立ち上げ、「市民総参加」をコンセプトに、市民手作りの祭りを企画・運営している。

 ・経費をより抑えるため、実行委員自らが会場設営等を行うのはもちろん、実行委員自ら花火打ち上げの資格をとって、花火の打ち上げにも携わるなど、実行委員の手による手作りのまつりを実践している。

 ・失われつつある“人間同士のあたたかい心のふれ合い、自然の恵みに感謝する心、受け継いできた歴史を大切にし、次の世代へ送り渡す心”など、人間にとって大切な心を未来に残すために、また、「ばんば踊り」を市民共通の文化として受け継いでいくために市民協働のもと活動している。

 ・まつりのべおかを通して経験やノウハウを得た実行委員が、天下一薪能をはじめ、東京ガールズコレクションといった他の大型のイベントを成功に導いていることから、まちづくりに関する人材育成の面でも大きな役割を果たしており、本協議会は延岡市の高い市民力の原点となっている。

03.活動に関する主な受賞歴

なし


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