地域づくり奨励賞 宇納間エイサー琉星會


宇納間エイサー

選考ポイント

今後の進展が、

大いに期待されるもの



01.概要

 戦時中に沖縄県旧豊見城村から旧北郷村へ学童疎開があった縁で昭和63年に両村間で姉妹村盟約が締結されるなど双方の交流が活発となり、沖縄伝統芸能「エイサー」も村民の間に浸透する中で、平成15年に結成された若手によるエイサーグループ。現在、地元北郷地区のみならず県内各地のイベント等でエイサーの演舞を行う公演活動を精力的に展開し、美郷町北郷地区を積極的にPRするとともに、エイサーを通じて地域の盛り上げに寄与するなど、美郷町の知名度や地域活力の向上に貢献している。

02.活動に対する主な評価

 ・結成以来10年間、毎週2回の練習を欠かさず、毎月のように地元や各地のイベント等での公演活動を継続。昨年は年間約50回にのぼる演舞公演を行い、今年はさらに昨年を上回るペースで公演をこなしている。

 ・公演活動地域も県内各地へ拡大、知名度も向上し公演回数も大きく増えている。メンバーも地元北郷地区のみならず、西郷地区や延岡市、日向市、高千穂町在住者にも広がっている。

 ・公演では必ずMCで美郷町北郷地区のPRを行うなど、「宇納間の名を広めたい」「エイサーを通じて元気を届けたい」との思いのもと、老人福祉施設への慰問も含め演舞公演を精力的に展開。各地の公演で好評を博し、琉星會のファンを増やしながら美郷町のPRに貢献している。

 ・地元「うなま地蔵夏祭り」、「宇納間地蔵尊大祭」には毎年出演し、地元になくてはならない存在となるなど地域の盛り上げにも貢献。地蔵祭に関する地元商工会への問い合わせのうち、琉星会の公演に関するものが半数を占めるなど、いまや琉星會は美郷町北郷地区の新たな顔ともいうべき存在となっている。

 ・出演時の謝礼の額なども全く決めておらず、謝礼も出されたときだけ受け取っている。今後の展開として、公演の謝礼を社会福祉団体に寄附するなど新たな形で社会貢献を図ることも検討している。

03.活動に関する主な受賞歴

 夕刊デイリー「明るい社会づくり賞」(H19)


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