地域づくり奨励賞
特定非営利活動人
高城歴史文化のまちづくりフォーラム


選考ポイント

今後の進展が
大いに期待されるもの



01.概要

 行政が一度は断念した旧後藤家商家の移転・保存を地域の有志及び旧高城町とのタイアップで費用を捻出して実現し、自らの手で運営・保存するためにNPO法人を設立し、資料館として公開しながら、商家のひなまつりなど多彩な行事や地域の小中学生に対する伝承活動などを実施するなど、都城市高城町の歴史の伝承を通じて地域の誇りの醸成に貢献している。

02.活動に対する主な評価

・旧後藤家商家は、100年以上経過した商家造りの貴重な建物であり、平成19年に国の登録有形文化財に登録されているが、歴史学的、建築史学的に価値がある建物をNPO法人で譲渡を受け、高城町住民の財産として守り次世代に引き継ぐ活動をしていることは高く評価できる。
・年間行事と新しい行事等を企画しながら、継続して資料館の来館者を増やす取組をしており、現在、年間約6,000人が訪問している。
・資料館の来館者に対しては、高城の歴史・文化を詳しく説明していることから、今後は地域の小中学生等を招待し、歴史・文化についての伝承活動も実施するなど、後継者育成を視野に入れた取組を計画中である。
・旧後藤家商家周辺に多く残っている旧藩時代の武家門をテーマに、地元高校生と建築士が2年にわたって高城町の町並み調査を行い、その結果を表示した武家門の案内板や説明板を作成・設置し「歴史をつなぐ小道」として紹介し、昔の高城の町並みを再現しようとする取組にも着手している。
・旧後藤家商家資料館の保存・紹介と町並み調査等は、NPO法人の自主活動として取り組んでいるものであり、当法人は地域にとって欠かせない存在となっている。
・高城町商工会や高城町観光協会、高城町内のNPOとも連携して行事を行い、高城町の活性化に努めている。
・文部科学省・文化庁・国土交通省主催の「地域プライドによる地域づくりフォーラム」において「旧後藤家商家の保存をきっかけとした地域づくり」について事例発表するなど、高城の知名度を上げることにも貢献している。

03.活動に関する主な受賞歴

 なし

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