地域づくり奨励賞
大塚地域まちづくり推進委員会

選考ポイント

今後の進展が
大いに期待されるもの



01.概要

 大塚町で作られた大塚音頭を地域全体の文化財として保存・伝承する取組や、水流川の水質調査や水生生物調査の定期的な実施によるクリーンアップ活動など、地元小中学校とも連携した地域の課題解決に向けた取組を通じて、地域住民のつながりを深め、地域の一体感を高めるなど、地域力の向上に貢献している。

02.活動に対する主な評価

・地域の文化財となる大塚音頭の定着と地域住民のふるさとへの愛着を高め、大塚地域の輪を広げる機会として、平成26年2月に「大塚音頭コンテスト」を開催している。
・コンテストには、地域住民に加え、地元の高校や保育園・幼稚園の参加もあり、高校生と地域住民の交流が生まれたり、保育園や幼稚園に大塚音頭保存会が踊りの指導に行くなど、自治会とのつながりも深まり、地域の一体感が高まっている。
・水流川のクリーンアップ事業として、川の水質調査や水生生物の調査などを国の河川事務所、県の土木事務所、民間企業と連携して実施しているほか、小学校の環境学習とタイアップした活動も行っている。
・波及効果として、地域の小学校における環境サポート授業の実施、地区文化祭でのパネル展示、「川で遊ぼうin水流川」の開催、水生生物とふれあう機会の提供など、地域との交流が継続している。
・これまで、防災、福祉、環境、スポーツ・レクレーション、地域学校連携の5つの部会において、部員自らがボランティアで企画立案し、種々の活動を実施しているが、事業の際は住民から必ずアンケートを取っており、今後も住民ニーズに応じた企画の立案が大いに期待できる。
・防災リーダー育成、見守り活動、あいさつ運動など、地域の課題解決に向けた取組も実施しており、学校、地域の団体、自治会単位できめ細かな活動を継続していくために、欠かせない存在となっている。

03.活動に関する主な受賞歴

宮崎県男女共同参画功労賞(H25)


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