薪能というメインイベントの実施を中心に、講座の開催等をおし文化振興を図っている。さらに、そこから、能面ガイドボランティアや能面会など新しい団体ができるきっかけをつくっている。
また、薪能については多くのボランティア参加を呼びかけており、既存の団体との交流も図っている。市内だけでなく市外、県外にも実行委員がおり、それぞれの地で活動の輪を広げ、さらにネットワークを広げたいと考えている。
代表：松下 宏
HP：http://www.takiginoh.com/
設立：平成8年9月
目的：延岡市の歴史的、文化的遺産である内藤家寄贈の能面と延岡城址を活かした「薪能」を継続的に開催することにより、地域文化の振興と発展を図る。
実践的活動：
毎年10月に延岡城址において薪能を開催しており、県内外から多くの人を集めている。演者に人間国宝に認定された片山九郎右衛門氏を起用し、その子息である清司氏を毎月、謡講座の講師として招いており、能楽界の第一人者との交流を深めている。
また、一流の芸能を見せるだけでなく、「市民能舞台」と称し、一般市民へ能舞台を使用しての、種々の芸術文化の発表の場を提供するなど、市民芸術の振興にも努力している。さらに、平成15年9月にはドイツで薪能を上演するなど国際交流を深め、世界への情報発信にも努めている。
謡講座、能楽入門講座を主張しているが、子供を対象にした能楽出前講座を実施し好評を博している。 ,平成16年度宮崎県地域づくり顕彰 地域づくり奨励賞受賞