地域づくり奨励賞
福智王四十八隊

選考ポイント

今後の進展が
大いに期待されるもの



01.概要

 地域に伝わる「百済王伝説」を題材にしたオリジナルの歌と踊りを四方八方に広げる活動を通じて、幅広い世代が交流し楽しむことのできる新しい地域文化の創造に取り組み、郷土の歴史の伝承や地域の絆づくりに貢献している。

02.活動に対する主な評価

・地域に受け継がれた歴史を、歌と踊りにより広めようという、新しい感覚で実践された地域おこしである。

・10年間の活動の結果、町内の保育園、小・中学校の運動会で披露されるほど浸透。「福智王総踊り」は、木城ふるさとまつりの名物イベントとなっている。

・平成29年には、小学生を中心としたジュニアチームが結成され、世代を越えて伝説を継承している。

・活動資金は会費による自主財源であり、歌とダンスも自主制作したものである。平成29年度には、語りと歌、踊りを融合した自主事業も開催した。・日向市、美郷町、高鍋町など周辺の百済王伝説の残る地域との交流も図られている。

・教育、福祉や郷土愛の醸成、賑わい創出など、多方面に貢献している。また、世代間交流が図られる貴重な場でもあり、地域の絆づくりにも寄与している。

・歌と踊りを通じた分かりやすさと、親しみやすさにより、百済王伝説が浸透していなかった地元の若い人たちにも、百済王の伝説が広く認知されるようになった。

・この活動に感銘を受け、活動を休止していた「木城夢見る劇団」が再結成され、百済王族伝説に基づいた演劇「千年王国 百済王族物語」の公演が行われた。今後は子どもたちを中心にしたミュージカルなども制作する予定。

03.活動に関する主な受賞歴

・特になし


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