平成24年度宮崎県地域づくり顕彰 地域づくり優秀賞 のべおか「第九」を歌う会 会長 佐藤道男


選考ポイント

今後の進展がおおいに期待されるもの



01.概要

 ホタルが生息する美しい河川を守るため、昭和52年からホタルの定点観測を開始。平成10年からはホタルの減少を心配した生徒たちの提案で、「MKD作戦」(三川内河川大清掃)と名付けた河川清掃活動を毎年7月に実施。このMKD作戦を地域住民も巻き込んだ地域ぐるみの活動に発展させるなど、環境意識の高揚と地域への誇りの醸成に大きく貢献している。

02.活動に対する主な評価

同校は、延岡市北浦町三川内地区にある全校生徒15名の中学校。三川内地区を流れる、歌糸川、市尾内川、小川の3つの清流には、ゲンジボタルが生息しており、同校では、ホタルが生息する地域の清流を守ろうと昭和52年からホタルの定点観測を実施している。


平成10年からは、ホタルの減少を心配した生徒たちの提案で三川内河川大清掃の頭文字をとり「MKD作戦」と名付けた河川清掃活動を実施している。この活動では、生徒は川に潜って空き缶などを拾い、高齢者は沿道の草を刈るなどの役割分担をしながら、地域一丸となってホタルの里を守るため取り組んでいる。


生徒会活動としてスタートしたMKD作戦は、活動を継続するうち、地域住民をはじめ、内水面漁協や青年団、町外のボランティアなどの参加団体が拡大し、地域ぐるみの活動に発展。環境意識の高揚、地域への誇りの醸成に大きく貢献している。


県内で口蹄疫が発生した平成22年は、MKD作戦の中止を余儀なくされたが、生徒から何かしたいという声があがり、河川のKを道路のDに置き換えたMDD作戦と名付けた道路清掃活動を実施している。


ホタルの定点観測は、5・6月の約1ヶ月間、毎晩8時10分から10分間のホタルの数を7地点で計測。近年、ホタルの観測の結果がわずかずつだが増加しており、生徒の環境保護活動に対する自信が高まっている。


03.活動に関する主な受賞歴

日本河川協会河川功労者賞(平成23年) / コカコーラ環境教育賞優秀賞(平成22年)

花とみどりのみやざきづくりコンクール優秀賞(平成22年)

MRT環境賞優秀賞(平成21年) / 河川・海岸愛護団体知事表彰(平成20年)


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