地域づくり奨励賞
県道1号みどりのトンネル推進協議会

選考ポイント

今後の進展が
大いに期待されるもの



01.概要

 県道1号を観光道路として復活させるため、植樹オーナー制度を導入して植樹を行うほか、ボランティアによる清掃作業等を長年継続するなど、官民一体となって市民を巻き込む活動を展開することで、地域イメージの向上に貢献している。

02.活動に対する主な評価

・植樹オーナー制度を導入し、企業の森や個人の森をつくり、それぞれに「自分がつくった森」として愛着を持ってもらい、誇りを醸成する取組を展開している。
・毎年ボランティアを募って補植や下刈り、清掃作業等を行い、これまで15年間継続している。
・協議会を設立した平成13年から3年間で1,185本の5年樹の植樹を行っていることから、活動から15年経過した現在は、20年樹に成長しており、年を重ねるごとに観光道路の復活に向けた景観形成に寄与し始めてい る。
・植樹オーナー制度による植樹を一式12,000円で募集し、協力者を集めて財源を確保する方策を打ち出すほか、お金のかからないボランティア活動を中心に展開し、自主的な取組を行っている。
・協議会は、小林商工会議所を中心に、地元行政や企業を構成員としているため、官民一体となった取組が展開できる体制となっている。活動の一環として、地域の子ども向けに木工教室を開催したこともある。
・みどりのトンネル空間づくりが成功し、観光道路として復活した暁には、交流人口の増加が期待できる。
・関係団体がタッグを組んで、官民一体となって市民を巻き込んだ活動を展開し、ボランティア活動も継続していくことで、市民の間でもその活動が定着してきている。

03.活動に関する主な受賞歴

・林野庁長官最優秀賞(H16)
・第55回全国植樹祭記念 宮崎県緑化功労賞(H16)など


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