地域づくり大賞
日向市東郷町若山牧水顕彰会

選考ポイント

達成度が高く
本県の地域振興に
顕著な実績を上げているもの



01.概要

 幅広い世代や地域を巻き込み、歌人若山牧水の文化的価値や人間的魅力をあらゆる手法で発信し、牧水顕彰の取組を長年に渡って地道に継続することにより、地域の誇りの醸成や人づくり・地域づくりに多大なる貢献をしている。

02.活動に対する主な評価

・単に短歌を鑑賞したり歌を詠むことにとらわれず、歌人若山牧水の文化的価値や人間的魅力をよく理解し、幅広い世代を巻き込む「青の国若山牧水短歌大会」、全国の高校生を集める「牧水・短歌甲子園」、会報「みなかみ」の発行、牧水かるたの制作、朗読オペラの提案など、世代や地域を問わず、あらゆる手法でその魅力を発信している。
・昭和26年の設立以降、65年の長きに渡り活動を継続してきており、牧水没後88年を経過した現在においても、県外に新たな顕彰団体が発足するなど、その勢いを増している。また、海外にも顕彰の輪が広がっている。
・牧水顕彰を柱として、「牧水かるた」のように短歌を中心とした子どもたちの豊かな心の醸成や、“牧水の里の○○”と銘打った地域イベントでのまちおこし、牧水そばや牧水みかんのような特産品の開発など、人づくりや地域づくりの取組に発展している。
・顕彰会事務局の中に顕彰部と学習部を設け、若山牧水記念文学館を活用した企画展などを実施している。
・日向市長を名誉会長に据え、牧水生誕地の区長を理事に置くなど、地元はもちろん、県や全国各地の牧水顕彰団体等とも連携を図りながら活動を展開している。また、お酒好きの牧水にちなみ、秋田県を本部とする「全国ほろ酔い学会」という取組にも派生している。
・顕彰の輪を広げる活動を長年継続してきたことで、ふるさとの誇りを醸成するほか、観光面や経済面での効果も大きく、地域づくりの貴重な財産となっている。

03.活動に関する主な受賞歴

・日向市文化賞(H25)など


前のページに戻る