地域づくり大賞
川南町商工会

選考ポイント

達成度が高く
本県の地域振興に
顕著な実績を上げているもの



01.概要

 「トロントロン軽トラ市」による中心市街地の賑わいの創出や、商業と介護・子育て・健康等を結び付ける医商連携の場となる「トロンパレット」の開設など、地域課題の解決に積極的に取り組み、地域づくりに多大なる貢献をしている。

02.活動に対する主な評価

・川南商工会の取組の目玉である「トロントロン軽トラ市」は、岩手県雫石市、愛知県新城市と併せ、全国三大軽トラ市の1つであり、川南モデルとして高原町、高千穂町、宮崎市清武町などにも波及している。
・軽トラ市は今年で10周年を迎え、口蹄疫や鳥インフルエンザの被害を乗り越え、昨年10月には、「全国軽トラ市サミットinかわみなみ」、「全国軽トラ市inトロントロン軽トラ市」を開催するなど、今では県内外から年間13万人(約8割が町外、県外)の交流人口を生み出している。
・新たな取組として、商業と医療・介護・子育て・健康等の場を結び付ける 「医商連携」の取組を展開しており、その場として、空き店舗を改装した世代間交流施設「トロンパレット」を開設し、ボランティアにより運営している。こども食堂の運営や、寺子屋塾の開催、高齢者編み物カルチャーなど、各種取組が広がりを見せている。
・地元中学生や高鍋農業高校の生徒を軽トラ市に出店させ、社会体験の場を提供しているほか、商店街や飲食店のグルメマップの作成や、店主顔写真パネルを作成するなど、地域と一体となった取組を展開している。
・宮崎大学の調査によると、軽トラ市で年間1億3千万円の経済波及効果があるとされており、トロンパレットについては周知の段階ではあるが、月700人程度の利用者があるなど、徐々に地域に浸透している。
・「トロントロン軽トラ市」の先駆的な仕掛けや、「トロンパレット」の開設など、商工会の枠を超えた地域づくりの取組を展開している。

03.活動に関する主な受賞歴

・21世紀商工会グランプリ(H27)
・第1回地域再生大賞優秀賞(H23)など


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