地域づくり優秀賞
酒谷地区むらおこし推進協議会

選考ポイント

今後の進展が
大いに期待されるもの



01.概要

 里山での暮らしを守り、改善するため、祭りの開催、子どもや高齢者の見守り活動、配食サービスなどに取り組み、住民主導や集落間連携による地域づくりの先進事例として他地域のモデルとなるなど、地域振興に大きく貢献した功績。

02.活動に対する主な評価

・道の駅や棚田などの地域資源を活用した祭りの開催や、地域も忘れているような神楽や獅子舞等を掘り起こして伝承するなど、地域活性化の取組を推進している。
・青パトを活用した定期巡回を実施しており、子どもの登下校や高齢者の見守り活動、地元駐在との連携・協力による空き家の防犯対策などに貢献している。
・地区住民を対象としたワンコイン弁当の配達を開始するなど、1人での買い物が困難となってきた高齢者等が「地区に住み続けるためのちょっとした手助け」という意識で活動の幅を拡大している。
・必要経費を年間1,200円(月額100円拠出)の協議会会費から捻出するなど、自主財源により運営していける体制を構築している。
・地元酒谷小学校の「酒谷みどりの少年団」と連携し、植栽活動を行うなど、郷土愛の醸成に努めており、学校から要請があった場合には、協議会が学校行事に協力するケースもあるなど、相互連携体制がとれている。
・協議会は地区全世帯991名で構成されており、酒谷地区で組織として活動している団体は全て加盟しており、協議会を柱として、安全安心部会、総務活性化部会、生活環境部会を設け、地域づくりの各種取組に着手する小さな自治体制を構築している。
・地区として移住者の呼び込みにも自主的に取り組むほか、神楽の担い手掘り起こしなどにも取り組んでいる。

03.活動に関する主な受賞歴

・第5回地域再生準大賞(H26)

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